送送料込み、忠臣蔵偽書,江戸時代の和本「義士伝付録」全1巻、写本、,泉岳寺口上,承天覚書,少し虫食いありの本物の出品です。


忠臣蔵の話として、もっとも知られている本です。大石内蔵助と四十七士が討ち入りを果たしたあと、東京タワーのそば、芝の泉岳寺に入り、吉良の首を浅野内匠頭の墓前に捧げたとされ、泉岳寺の僧が近くのお寺の承天という僧に相談したという件から始まる文章で、志士に直接話を聴き、忠臣蔵の顛末を記載した物ですが、様々な矛盾があり、偽書だと、研究家のさまざまな意見があげられる曰く付きの文献です。しかしながら、研究は、ほかの資料から、承天覚書を訂正しつつ、行われており、忠臣蔵の物語を語る上で重要な文献です。また、研究家のすべてが偽書というものの、この文章そのものを残した書籍も少ないようで、本物の文章を見ていない方も多くおられるようです。この嘘が、意図的な物か、勘違いか、その後の忠臣蔵に携わった方々の意図もくみ取れる本物の文章です。

レターパックプラスでお送りします。速達扱いなので、早く到着します。